TrueNASのVMでLAGG(ロードバランシング)は使えない - なすとわさびをあえてたべる

TrueNASのVMでLAGG(ロードバランシング)は使えない

作成日時 : 2022-02-09 11:16:37
更新日時 : 2022-02-09 11:16:37
投稿者  : nasabi

結論から言うと、VMのNICに割り当てているポートがLAGGの場合、 ロードバランシングやラウンドロビンではVMのネットワークは外に出れません。 フェイルオーバーかLACPを使いましょう。 以下経緯。 何度やってもTrueNAS上で仮想マシンを作る動画と同じように作っても、 「TrueNASから外に出れない!」ってことが起きていました。 具体的にはVMのNICに割り当てているポート(lagg0)のIPに対して、 インストールしたOSからPingを打つと正常に返ってきますが、 それ以降のネットワーク(ゲートウェイなど)に対してはPing疎通ができない。 という状況でした。 下記は試したことになります。もちろんすべて解決に至っていません。 ・NICのタイプを"E1000"から"VirtIO"に変更 ・NICのポート指定をLAGGではなくBRIDGEに変更 ・rc.localに"gateway_enable=YES"を追加(ルーティングが出来ていないと思ったため) ・OSを"Windows10"から"Ubuntu"に変更 ... etc ここまで来たらもう動画との違いはLAGG使ってることしかないかなと思い 「freenas virtual machine nic lagg」でググりました。 そして、私は以下の記事に出会ったのだ(完) ◆超クールな記事 https://www.reddit.com/r/freenas/comments/lil4qd/linux_vm_network_issues_on_lagg_nic/