(Kind of Blue) - なすとわさびをあえてたべる

(Kind of Blue)

作成日時 : 2018-04-01 01:04:17
更新日時 : 2018-09-08 16:23:20
投稿者  : KZN

白い太陽光線が、 地球の大気に衝突すると、 七色の色たちに分裂して下界に散らばる。 「赤」や「黄」はのんびりと穏やかに、 「青」や「緑」は元気いっぱいに、 つまりは各々好き勝手に。 網膜が色たちの振動数を計算する。 視神経は絶えず信号を送り続ける。 視神経が絶えず送り続ける信号は、 目まぐるしく流転するスペクトルの連続。 収束。分散。反射。透過。吸収。 しかしそれにしても始まりは必ず「青」 朝、空、闇、の色 <スカイブルー/SkyBlue> 厚紙に開いた穴から覗く、夏のニューヨーク、50マイル以内の空の青。 <ヴェル・パン/BleuPaon> 仏語で、孔雀(Paon)の青(Bleu) <コンチュエラン/孔雀藍> 中国から東南アジア、南アジアに分布する鳥類(キジ科)の青。 <ミディアムブルー/MediumBlue> 海、空との識別困難化を図り、海軍の洋上迷彩によく使われる青。 <ブルー・アルメ・ドゥ・レール/Bleu Armee De L'air> 仏語で、空軍(Armee De L'air)の青(Bleu) <ヴェル・デュール/Bleu Dur> 仏語で、硬い(Dur)青(Bleu) <エリオトロッポ/Eliotropo> ムラサキ科キダチルリソウ属の植物(Heliotropium)に由来するイタリア語。 <パオシーラン/宝石藍> 最もクールで最もエレガンスな中国語。 <パンジー/Panzy> 陽気な雰囲気の英語。仏語の「思想」を意味するパンセ(pensee)に由来。 <タイチン/鈦鉄> 原子番号22の元素チタン(鈦)の青。 <リヴィエラ/Riviera> フランス南部からイタリア北部に至る海岸地帯。 <アジュール/Azur> ラピスラズリのラズリ(lazuli)が語源。(ラズリとはトルキスタンの地名) <あお/Ao> 語源は諸説あり不明。 <シアン/Cyan> 「暗い青」を意味するcyanosが由来。(古代ギリシア語) <ディープスカイブルー/Deepskyblue> スカイブルーから赤をひいて青を足したもの()